< 第4ラウンド 参加アーチスト紹介 >

Bernhard Wagner

ベネゼエラ生まれ、チューリッヒ在住。
13歳までベネゼエラで過ごし、その後79年にスイスへ移る。
82年にギターを始め、86年から数年間、チューリッヒにてジャズとクラシックギターを学び、フリーインプロビゼーションに開眼、傾倒する。
04年は Loopstock(USA),Cambridge Loopfestival (UK), Norberg Festival(Sweden),Y2K4 Live Looping Festival(USA)など世界各地のフェスティバルに参加。
ソフトウエアエンジニアとしての側面は、コンピューターによるインタラクティブな作曲、演奏についてのシステムを研究、制作し、ヨーロッパ各国での国際会議にて発表。95〜00年にはチューリッヒ大学のマルチメディア研究所(MML)にて勤務。
現在はフリーのソフトウエアエンジニアとして、そしてミュージシャンとして世界各国を飛び回っている。初来日。
http://nosuch.biz/bernhardart


Gareth Whittock
イギリス、ウェールズ在住。
Hydraと名付けられたスチールギターとエレキギターのダブルネックをあやつり、さらにインタラクティブ系サウンドプロセッシングソフト、AudiomulchをMIDIペダルでリアルタイムコントロールする。その独特のライブルーピングシステムとE-Bowを使ったプレイは必聴だ。
これまでにイギリスの他、アイルランド、ドイツ、ウクライナ、アメリカでもライブを展開し、またTV、映画、ダンス、アニメーションの音楽も制作。
03年にはY2K3 Live Looping Festival(USA)ではスペシャルゲストとして招かれた。また、地元ウェールズにてFirst Welish Looping Festivalをオーガナイズ。初来日。
http://www.uk.digiserve.com/whiteoak/Mantra/


James H. Sidlo
アメリカ テキサス州サンアントニオ在住
ギタリストとして20年以上のキャリアを持ち、フレットレスギター、バリトンギターもプレイする。
96年よりライブルーピングの手法に着手。また96年以降は地元テキサス州を中心にサイケデリック系のフェスティバル(Buzzfestなど)にも多数参加。
作品では、David Cooper Orton (UK)とのコラボレーションや自身のバンドであるCrevice、Honey Barbara、DreamLandでアルバムをリリース。
本年10月のY2K4 Live Looping Festival(USA)にも参加。初来日。
http://www.unclebuzz.com/jameshsidlo.html


伊藤 文
(いとう ぶん)
タッピング、ループを駆使して唯一無二の音空間を構築する世界でも数少ないWarr Guitar奏者。
Improvisationに重点を置いたミニマルかつパーカッシブ、スペイシーなプレイを展開。
CALMが主催するレーベルMUSIC CONCEPTION所属のFlickerTone、前衛トランペット奏者ChristopherFrymanとのプロジェクト、Peter Golightly[ex.DumbType]との音楽・身体・映像によるパフォーミングアートユニット、岩下徹[山海塾]など、音楽のみならずダンス・舞踏、映像等、様々な領域でのセッションを展開する。
現在、京都を中心にINTERMODULATIONを主催。
http://www.bunito.com


amvibalent

1974年生まれ。奈良在住。13才からギターを弾き始める。
17才の頃、ギター本体そのものに興味を持ち始め楽器の製作を始める。19才からフラットマンドリンを弾きはじめ、徐々にメイン楽器がマンドリンへと変わっていく。26才頃まではロックやブルーグラスを土台としたアコースティック・インストバンドなどで活動をしていたが、自分一人で全て制御し完結できるソロパフォーマンスに興味を持ちソロ活動を始める。
打ち込みやコンピューターを使用せず、マンドリン一本をループエフェクターを中心としたエレクトリック機材にからめ即興演奏を展開する現在の演奏スタイルに辿り着く。

 

ALT ENTER DEL ESC [RUBYORLA+ARTHAND]
自作電子楽器を多用し、イルリメを初め数々のユニットで活躍するRUBYORLAと、ドラムのみならずエフェクトまでも駆使し独自の音像を現出させるドラマーARTHANDによるデュオ"ALT ENTER DEL ESC"。即興のダイナミズムを生かしつつもダンサブルなLIVEを展開。現在このユニットによるLIVE+αな内容のアルバムとARTHANDのソロアルバムがRUBYORLA自身が運営するTENKEY RECORDSよりリリース予定。同システムで演奏しても再現不可能といえるLIVEは必見である。
RUBYORLA blog http://rubyorla.jugem.cc/


小西 健司 (こにし けんじ)
21世紀に於ける活動の主眼は、ライブとネット上での音源配布である。
新たに立ち上げられた二つのユニット"Unrecovered Smile Addict"と"あほたれおっさん団"そしてコニシソロが新世紀ライブ構想を担いOpenAudioLicenseやCreative Commonsのオープンソースライセンスに基づいた音源配布をサイト縁側(enngawa.jp)で行っている。
http://www.st.rim.or.jp/~ironbeat/


川谷 誠人
(かわたに まさと)
1966年高知県生まれ、現在は京都に在住。
ディレイを駆使したミニマルで叙情的 な演奏を得意とするギタリスト。
90年代にはエレクトリックバンドPROSPEROに参加。劇団、写真家、舞踏家等様々なジャンルのアーティストとのコラボレーションを行う。
近年は即興でのライブを主としている。TIMECONTROLにも参加。
TIMECONTROL http://www.cavestudio.com/TC


稲見 淳 (いなみ すなお)
1966年兵庫県生まれ。13歳でシンセサイザーに触れる。ポストニューウエィブバンド CONTROLLED VOLTAGEを経て、94年頃から即興を主体とした演奏、録音を行う。
'96年にオフィシャルサイト、www.cavestudio.comを開設、サーバーも自身で構築。98年、ベルギーのレーベルSubRosaよりアルバムをリリース。メーリングリスト「Looper's Delight」のコンピレーション、Looper's Delight CD vol 2にも参加。
また、ネットで公募した音源のみを使い、その演奏をライブストリーミングするLooper's Delight Jを主催。
'00以降はヨーロッパ、アメリカ、台湾などでもライブを展開、各地で好評を博す。本年10月のY2K4 Live Looping Festival(USA)に参加。
神戸を拠点に活動するアーチストグループ、C.U.E.のコアメンバーであり、国内外のアーチストを招いてのシリーズインターネットライブは現在50回を超えた。レーベル&CDショップのC.U.E.recordsと自身のレーベルであるelectr-ohmも運営。CAVE Studio主宰。
CAVE Studio http://www.cavestudio.com
C.U.E. http://www.cavestudio.org/cue



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29th Oct. 2004 updated